

令和のダンスはリズムダンスの時代
令和の時代を迎え、新しい時代の幕開けです。
中学校の体育授業にダンスが正式課目として入ってからダンスは大きく流れが変わってきています。
暗いアングラ的イメージのあったダンスやストリート的なダンスはほとんどみられなくなり、今や明るく楽しいスポーツとしてのダンスが主流になっています。
これからもダンスの世界は5年あるいは3年で流れが変わっていく事かと思っています。
このようなダンス業界を踏まえた上で日本リズムダンス連盟はダンス業界唯一の競技スポーツ団体として近い将来、「日本スポーツ協会」への加盟を目指しています。
競技スポーツの基本はルールです。そしてそのルールに基づいて指導する指導者の育成が一番重要です。今年からリズムダンス指導者資格制度をスタートします。
学校で授業を教える先生達そしてこれから教員を目指す学生達、また民間スポーツ施設やスタジオで教える指導者を育てる専門学校の学生達に幅広く指導者資格を普及していきます。
そして子供達にはキッズ技能検定もスタートします。
子供達には水泳教室の楽しい級制度と同様なキッズ技能検定を行い、楽しみながらダンスの上達を目指してもらいます。
そしてより一層の競技スポーツ団体としてのルールの向上、エアロビクス・チアダンス・ヒップホップダンス・ジャズダンスなどオールジャンルでのリズムダンス競技種目、新種目「リズムダンス」競技の確立を目指していきます。
ダンスの種類について
学校における体育・保健体育の授業におけるダンスについては、小学校では表現運動でダンスを指導することとし、また、中学校及び高等学校では、創作ダンス、フォークダンス、現代的なリズムのダンスをすどうすることになっています。
①創作ダンス モダンダンス等
②フォークダンス
(1)日本ンも民謡
(2)外国のフォークダンス
③リズムダンス(現代的なリズムのダンス等)
2012年度より学校における体育・保健体育に「ダンス」が授業として正式に入りました。
ダンスには多くの種類が存在しますが、66%以上の学校及び指導者がヒップホップダンス&エアロビクスダンスを希望しています。
学校における体育・保健体育の授業におけるダンスについては、小学校では表現運動でダンスを指導することし、また、中学校及び高等学校では、創作ダンス、フォークダンス、現代的なリズムダンスを指導することになっています。
また、中学校及び高等学校では、上記の整理に含まれないダンスについても「その他のダンス」として、原則として上記のダンスに加えて指導することができることとし、地域や学校の特別の事情がある場合は、替えて履修させることもできます。
なお、ダンスには多くの種類が存在しますが、以下は関係団体等に確認して現時点で把握しているダンスについて、中学校及び高等学校の創作ダンス、フォークダンスに整理するとともに、便宜上、ここでは現代的なリズムダンスやその他のダンスなどを含めて「リズムダンスのダンス」としてまとめました。
- 創作ダンス
- モダンダンスなど
- フォークダンス
- 日本の民謡
- ソーラン節(北海道)
- 北海盆歌(北海道)
- 黒石じょんから節(青森)
- さんさ踊り(岩手)
- 大漁唄い込み(宮城)
- 西馬内盆踊(秋田)
- 花笠音頭(山形)など
- 外国のフォークダンス
- コロブチカ(ロシア)
- タタロチカ(ロシア)
- グスタフス・スコール(スウェーデン)
- オクラホマ・ミクサー(アメリカ)
- バージニア・リール(アメリカ)など
- 日本の民謡
- リズムのダンス(現代的なリズムのダンスなど)
- タンゴ
- サンバ
- サルサ
- ジャズ・ダンス
- ヒップホップ
- バレエ
- 社交ダンス
- フラメンコ
- タップダンス
- スクエアダンス
- フラダンス
- ベリーダンス
- バリ舞踊
- チアダンス
- YOSAKOIソーラン(北海道)
- エアロビクス・ダンスなど
出典: 「ダンスの種類について」文部科学省スポーツ・青少年局 体育参事官より
リズムダンス競技について
平成24年6月13日に文部科学省から発表された「ダンスの種類」について
1.創作ダンス
モダンダンス
2.フォークダンス
日本の民踊・外国のフォークダンス
3.リズムダンス(現代的なリズムダンスなど)
タンゴ、サンバ、サルサ、ジャズダンス、ヒップホップ、バレエ、社交ダンス、フラメンコ、タップダンス、スクエアダンス、フラダンス、ベリーダンス、バリ舞踊、チアダンス、ヨサコイダンス、そして、エアロビクスダンス など。
当初、文部科学省では、学校授業で多く取り込まれるのは、フォークダンスと考えていました。
しかし、現実的には約90%がリズムダンスを授業として取り入れています。
その中でも多いのは、ヒップホップダンス・ストリートダンス・チアダンスそして、エアロビクスダンスです。
これらのダンスを中学校の体育の先生方が創作し振り付けをして、楽しく授業や体育祭で取り入れております。
小学校は中学校と同様の教育方針です。
又、高等学校ではこれらのダンスを創作した、多数の大会や発表会が開催されています。
今や、健康的な明るいスポーツとしてのダンスが定着したのです。
時代の流れ、学校授業にダンスが取り入れられた事により、ダンスのフェスティバルや大会が多数あります。
当連盟は、リズムダンスのジャンルに統一したルールをつくり、「日本リズムダンス選手権大会」をスポーツ競技として開催しています。
主なルールの紹介
※この競技種目は有酸素運動としてのダンス競技です。
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第7回 日本リズムダンス選手権 エレメント動画
※ヒップホップは2021年度版ですが、こちらでご確認ください。
(1)チアダンス、スポーツブレイキン、スポーツロッキン、エアロビクス、ジャズダンスなど様々なダンスジャンルから参加可能。エレメント一覧表に記載あるエレメントを必ず演技構成の中に入れることとする。
・エレメントを一覧表の中から8個(小学生は4個)選択し、事前にエレメトを申請する。(ドキュメンテーションシートの提出)
*エレメントとは・・・
ステップ、ジャンプ、ターンなど技のこと。A難度、B難度、C難度のレベルがある。
エレメントは演技参加者全員が同時に実施しなければならない。
スポーツロッキンに関してステップは8カウント以上16カウント以内で実施。
*エレメント一覧表は別紙参照
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*ドキュメンテーションシートの提出とは・・・
大会に先立って指定のドキュメンテーションシートにエレメントを実施順にエレメント名、難度を記入し提出しなければならない。
(2)衣装など
・リズムダンス競技にふさわしい衣装を着用すること。(暴力的、また卑猥な衣装、化粧、演技はふさわしくない)
・衣装には帽子、キャップ、手袋、スカーフ、アクセサリーを含む。
・演技中に衣装の一部を外したり、脱いだりしてもかまわない。
・裸足、または内履きを履くこと。(外履き、ヒールは禁止)
・小道具(ステップ台、ボール、つえ、ウェイト、ラバーバンドなど)の使用は可能だが入退場時に持ち込み、および撤去出来る物とする。
・医療関連のテーピング等は使用可とする。
(3)当連盟では安全性を考えた振付(構成)を推奨。
(4)ルール部門・コンクール部門について
・ルール部門
エレメント(技)を重視した採点となり、チーム力・構成力などの完成度を重視している部門です。(ドキュメンテーションシートの提出必須)
・コンクール部門
チーム力・構成力・ダンスの楽しさの表現を重視しています。
エレメントを入れず出場可能。(エレメントの評価はしない)
エレメント以外(部門、条件、人数、演技時間、ステージ)は同じ。
※完成度と技術力を高めルール部門への挑戦を連盟では推奨しております。